盲導犬はいつから活躍しているのですか?
古くはイタリアのポンペイの遺跡に、紀元1世紀頃に描かれたと思われる、杖で歩く人が犬を連れている壁画が残されており、6世紀のフランスには、盲目の宣教師が白い小型犬に導かれブルターニュ地方を宣教して歩いたという記録が残っています。
現在のような組織だった盲導犬の育成がはじまったのは20世紀に入ってからです。
第一次世界大戦で多くの軍人や一般市民が命を落とし、重傷を負いました。
失明した軍人も後をたたず、当時ドイツで軍用犬の育成を行っていたハインリッヒ・スターリン博士は犬が視覚障害者を手引きできるのではないかと考えつきました。
そして政府や犬の訓練士の協力を得て盲導犬として犬を訓練する方法を導き出し、1916年にドイツのオルデンブルクで世界初となる盲導犬訓練学校が設立され、世界第1号の盲導犬が誕生しました。